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まぼろぐ

MHFの狩猟記を中心に、偏った趣味の映画・書籍評やらなんやら。

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エコー・パーク 

エコー・パーク(上) (講談社文庫)エコー・パーク(上) (講談社文庫)
(2010/04/15)
マイクル・コナリー

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(「BOOK」データベースより)
ロサンジェルスのエコー・パーク地区で、女性二人のバラバラ死体を車に乗せていた男が逮捕された。容疑者は司法取引を申し出て、死刑免除を条件に過去九件の殺人も自供するという。男の口から語られるおぞましき犯罪。その中に未解決事件班のボッシュが長年追い続ける、若い女性の失踪事件も含まれていた。

当代随一のハードボイルド作家マイクル・コナリーの新作。
一匹狼のロス市警の刑事ハリー・ボッシュシリーズの12作目だが、12作もやってもまだ面白いという奇跡のシリーズです。

読みかけの他の本があったので、買ってあってもなかなか手に取れなかったけど、読み始めたら1日で読んでしまった^^
感想としては、もちろん面白かったよ。
まぁ詳しくは書かないけど、やや箱庭が過ぎるところがあるよね、コナリーは。
長いつきあいのあるキャラが犯人とか黒幕とか普通はありえないけどね。

同僚や上司にとてつもなく恵まれない男であるが、本人自身もどうでもいいところで怒りすぎです。
見てるぶんにはいいけど、同僚としては嫌だね。
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Posted on 2010/05/04 Tue. 00:12 [edit]

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既死感 

「BONES」というアメリカのドラマがあるのをご存じだろうか。
img01.jpg

法人類学者のテンペランス・ブレナンとFBI捜査官のシーリー・ブースが(画像右端とその左隣ね)、殺人事件を解決していく話。
ブレナンと彼女の率いるジェファソニアン研究所(スミソニアンがモデル)の研究チームの活躍を描く一方で、友情や恋愛模様が描かれていて、人気シリーズになっており、日本でも3thシーズンまでDVD化されています。

しかし今回はそのレビューではなく、「原作」を紹介してみます。

既死感〈上〉 (角川文庫)既死感〈上〉 (角川文庫)
(2001/01)
キャスリーン レイクス

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これは、実は原作ではあるものの、内容は全く異なります。
まず、舞台がアメリカではなく、カナダのケベック。
カナダである以上、FBI捜査官は出ません。ドラマではブースとの友情≒恋愛な関係も売りですが、そういった要素はほとんどありません、この小説中のブレナンは、親権を手放した大学生の娘との関係に悩むおばさ(ry ・・・っぽいです。

作者のキャスリーン・ライクス自身が法人類学者であることから、知識や事件に臨む感覚は重みがありますが、捜査的なものはP・コーンウェルの「検死官」に近く、感情的で非合理的なのが眼につきます。
例えば、捜査に関わることに熱中した主人公が、警察の忠告や警備を再三無視して、夜の犯罪現場に単身乗り込んだり、聞き込みをしてみたりと、行動的というより迂闊という部類の活躍をするのですが、こういう女主人公というのはどうも女流作家の手によるものが多いような気がします。
自分の為し得ないアクティブさを求めているのかなとも思いますが。
米ドラマでは、常にタフな捜査官ブースが側にいる設定なので、主人公の迂闊さにイライラすることはなくて良かったと思います。

余談ですが、キャスリーン・ライクスが創作した主人公テンペランス・ブレナンですが、米ドラマの中では、ブレナンはジェファソニアンでの仕事の他、作家として活躍している設定であり、そのペンネームがキャスリーン・ライクスとなっているのはお遊びとして面白いなと思います。

ドラマは必見ですが、小説は好きずきという結論ですね。

Posted on 2009/09/21 Mon. 22:55 [edit]

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誤殺 

更新に困ったときの書評頼み^^

誤殺 (ハヤカワ・ミステリ文庫)誤殺 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2002/07)
リンダ フェアスタイン

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ニューヨークの女性検事アレックス・クーパー シリーズ
すでに何冊も和訳されている人気シリーズのようですが、なぜか今まで知る機会が無く、最近知りました><

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
アレックス・クーパーはマンハッタンの地方検察庁で性犯罪訴追課を率いる美貌の女性検事補。ある日、アレックスの別荘に滞在していた親友の女優イザベラが無残な射殺体となって発見された。はたしてアレックスと間違われて犠牲となったのか?捜査を開始したアレックスの身辺に出没する怪しい影。やがて予想外の容疑者の出現に、彼女は絶体絶命の窮地に立たされた!卑劣な犯罪に敢然と立ち向かうニュー・ヒロイン登場。

作者は主人公同様、女性現役地方検事であるらしい。
物語は、アレックスの扱う大小の事件を絡めながらすすみますが、それに対するアレックスの心の動きは、さすがに現職だけあって、こういった犯罪に接する仕事についている者に特有の感覚である、ある意味、どうしようもない人間の性に対する諦念と、それを否定する使命感とのせめぎ合いが良く描かれていると思います。
主人公と相棒のNY市警の刑事の会話も小気味よく、TVドラマ「BONES」はこの2人をモデルにしてるんではないかと思ったり。

ただ、どうだろうこのタイトル。
原題の「Final Jeopardy」(最後の危機)は主人公と相棒が気に入っている、回答を先に言って、その問題が何かを当てる劇中のTVのクイズ番組のことなんですが、今回の事件「主人公の親友が殺された」こと(回答)はどういう理由があって殺されたのか(問題)という二重の意味をかけた良題だけに、邦題がイマイチすぎる。
第一、誤って殺された訳じゃないしな(ネタバレか^^)

けっこう続刊が出ているようなので楽しみに読みたいと思います。

Posted on 2009/02/11 Wed. 01:26 [edit]

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肌に刻まれた詩 

肌に刻まれた詩〈上〉 (扶桑社ミステリー)肌に刻まれた詩〈上〉 (扶桑社ミステリー)
(2008/10)
ロバート ウォーカー

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女検視官ジェシカ・コランシリーズ新刊。

このシリーズを一言で言うならば、女検死官VSトンデモ殺人鬼、とでも言おうか・・・w
すでに8巻目なのですから人気はあるんだと思いますが。

1作目・・医療器具を使って生きたまま血を抜いて殺す殺人鬼
2作目・・エルム街のフレディよろしく、かぎ爪を付けて惨殺する殺人鬼
3作目・・ハワイを舞台に太古の神に導かれる原始的殺人鬼
4作目・・心臓をくりぬきトランプのハートを代わりに入れる殺人鬼&1作目殺人鬼再戦
5作目・・ヨットに綱を付けた先に被害女性をくくりつけて、海を引きずり回して殺す殺人鬼
6作目・・生きたまま被害者に火を付けて断末魔の声をジェシカに電話で聞かせる殺人鬼
7作目・・ロンドンを舞台に、キリスト同様、十字架にかけて殺す殺人教団
8作目・・本作。被害者の背中一面に毒入りインクで詩を書いて殺す殺人鬼

とまぁ変な敵ばかりです。
このシリーズの良い点は、ある意味漫画チックで派手な殺しと、ジェシカの仲間のFBI心霊捜査官(要はサイコメトラーEIJIです)など特異なキャラで盛り上げる映画的な展開です。

悪い点は、1つにジェシカは検死官なのにやたらと全面に出て、勇敢というよりは無謀。優秀な者は迂闊という言葉とは本来無縁なんだけどね。
また、ジェシカの恋愛遍歴も作者の描きたいところなのかもしれないけど、正直辟易するほど。
対する殺人鬼たちのメンタルな面も竹で割ったような「異常」で、似たり寄ったり。
そして作者の思想が、時々必要以上に出張ってくるのが気になるetc・・・

なんか褒め言葉が少ないな・・・><

ただ、今回の作品は従来よりも真犯人を伏せることに気を使っていて好感を持てます。
最後の駆け足展開はちょっと消化不良でしたが、まぁよしとしましょう。

Posted on 2008/12/28 Sun. 23:59 [edit]

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前線 

パトリシア・コーンウェルの新刊が出ていたので購入。
代表作、検死官シリーズではなく、混血イケメンの州捜査局捜査官ガラーノシリーズ2作目です。

前線 捜査官ガラーノ (講談社文庫)前線 捜査官ガラーノ (講談社文庫)
(2008/12/12)
パトリシア・コーンウェル

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前作もそうだけど、とにかく短いです。講談社文庫は文字も大きいから、あっという間に読み終わる一編。
内容は・・・・

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

今から四十五年も前に起きた殺人の再捜査を命じられたガラーノ。被害者は有名な「ボストン絞殺魔」の最初の犠牲者である可能性もあるというが、州警察側を代表して、地方警察の連携組織・FRONTのメンツをつぶす役目も負わされているようだ…。秀でた容姿と明晰な頭脳を持つ新ヒーロー、第二の事件。

コーンウェルの作品の共通した印象として、大風呂敷を広げてた割にはなんか事件が小さくまとまるんだよね。検死官を読んで思っていましたが、今作でも変わらず。
その点、同じコールドケース扱いでも、些細な事件がロス市警の暗闘を明らかにする・・・みたいなコナリーとは大違いw
事件そのものはけっこう簡単に処理されるというか、その事件自体には作者の興味が感じられない。
「検死官ケイ」と同じく、事件の科学捜査の部分をちょっと書いて、真相については流すだけ。推測めいた結論でみんな納得みたいな。

コーンウェルは、自分を投影したようなキャラに、感じさせたい感情を引き起こす状況を作るために事件を作ってるっぽいね。ニュアンスが伝わるかどうかわかんないけど・・・

ガラーノシリーズ自体も、コーンウェルお得意の中年女性は生き生きとしているけど主人公の影が薄く、実際のところ、対立しながらもなんとなく協力している野心的な美人地区検事モニークが主人公では?と疑ってしまうw

まぁ、今後に期待しましょう^^

Posted on 2008/12/19 Fri. 19:23 [edit]

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